なかなか寝つけない。
寝ても途中ですぐに目が覚めてしまい、寝つけない。
早朝に目が覚める。
熟睡できていない。
こんな悩みを抱えるサラリーマンの方も多いでしょう。
このような状態が1ヶ月以上続いているなら不眠症といえます。
睡眠が十分でなければ、次の日集中力が落ち仕事にも影響します。
不眠症には多くの要素が関係しているので、
総合的な判断が必要です。
素人判断では改善は望めません。
何が不眠症の原因なのか、
何科を受診すればよいのかについてお話しします。
不眠症の原因やメカニズムとは?
睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠の二通りの周期があります。
レム睡眠は眠りが浅く、ノンレム睡眠は眠りが深い状態です。
睡眠中はこれらのサイクルが交互に来て、
体が休息し、脳も情報を処理します。
このリズムが乱れると不眠症になってしまいます。
では何が原因なのでしょうか?
まずサラリーマンに多いのは、ストレスなどの心理的な原因です。
仕事や残業、要求の多い上司、プレッシャー、
成績不振、家庭の問題、人間関係の問題など、
思い当たるものがあるでしょう。
また、高血圧、リウマチ、アトピー性皮膚炎など
なんらかの身体的な病気による不眠症もあります。
病気のために服用している薬が原因の場合もあります。
そして、うつ病や不安障害などの精神面での病気も原因のひとつです。
室内の環境が不眠を引き起こすこともあります。
照明や騒音は睡眠を妨げます。
テレビ、スマートフォン、コンピューターから出る光により
脳が覚醒されると、眠りにつくのが困難になります。
性格も関係しています。
心配性の人や完璧主義の人は、
布団に入ってからあれこれと色々なことを考えてしまうため、
なかなか寝つけないということがよくあります。
原因については、以下のサイトで詳しく説明されているので
参考にして下さい。↓
http://seseragi-mentalclinic.com/insomnia-cause/
まずはかかりつけ医へ相談しよう!
不眠症の原因は人により様々で、
別の病気が関係していることもあります。
では何科を受診すればいいのでしょうか?
精神的、心理的な要素が関係していることがわかっていれば、
心療内科や精神科、神経科、メンタルクリニックなどを受診することができます。
そうはいっても、自分で判断するのは難しいですよね。
ですから、まずかかりつけ医がいるなら相談に行ってみましょう。
すでに知っている医師であれば相談もしやすいでしょう。
もし、重度の不眠症でなければ軽い安定剤などを処方してくれ、
不眠症が改善されるかもしれません。
かかりつけの医師が不眠症の治療が専門ではなくても、
適切な治療を受けるためには何科を受診すればよいのかを
提案してくれるでしょう。
そして紹介状を書いてもらうことができます。
先延ばしにしたり一人で悩んだりせずに、
早めに医師に相談し、不眠症を改善して活力ある日々に向かいましょう。