洗濯をする時、一度にかなりの量の水を使いますよね。
とくに洗濯物の多いご家庭では、
水道代を気にする人も多いと思います。
そこでよく聞くのが、風呂に入ったあとのお湯で洗濯をすることです。
この、残り湯を使う方法。やはり気になるのは衛生面です。
雑菌は大丈夫なのか?
そもそもメリットがあるのか?
水道代はどのくらい節約されるのか?
今回は、そんな疑問について解説していきます!
残り湯を使うメリットは?
そもそもどうして残り湯を使うのか。
やはり一番は水道代の節約ですが、
本当にそれだけでしょうか。
実は風呂の残り湯を使うことには、
水道代の節約以外にもメリットがあります。
それはずばり、
普通の水で洗うよりも汚れが落ちやすくなる!
ということです。
風呂の残り湯は、ずっと放置しておいた湯でない限りは温かいお湯のはずです。
とくに入り終わってからすぐに使えば、熱いくらいだと思います。
冷たい水で洗うよりも、温かいお湯で洗った方が汚れが落ちやすい。
食器を洗う時と同じ考え方ですね。
雑菌が多いと思われている
メリットがあることは分かりました。
しかし、残り湯を使えば水道代も節約できるし汚れは落ちやすいし、
これは使うしかない!…とはいきませんよね。
自分、あるいは家族の入ったあとのお湯です。
雑菌が多く、汚れているはず…
当たり前ですよね。入ったあとのお湯なのですから。
人が入る前と入ったあとでは、雑菌の数は十倍に増えると言われています。
また一晩放置しておくと、約千倍に増えるという実験結果もでています。
そして残り湯の温度は、菌が繁殖するのに適した温度なんです。
もちろん入浴人数が多ければ多いほど、
それに比例して雑菌の数も増えていきます。
これはいくらメリットがあっても、
実際に使うことは少し躊躇してしまいますね…
それでも風呂の残り湯が使いたい!
でもやっぱり水道代が気になりますよね。
完全に雑菌をなくすことはできませんが、なるべく減らす方法ならあります。
それは、残り湯を使うのは洗いだけにするという方法です。
実は、洗いとすすぎでは圧倒的にすすぎの方が
服に雑菌が多く付着するといいます。
ですので、洗いは残り湯、すすぎは水道水というように使い分けると、
服に付着する雑菌の数をぐんと抑えることができるんです!
まとめ
多くの人が洗濯に使っている風呂の残り湯。
気になる雑菌ですが、少し気をつければ減らすことも可能です。
しかし、先ほども述べたように完全になくすことはできません。
それでも水道代が気になる方や、
いつも風呂の残り湯をそのまま全部洗濯に使っていた方は、
今回ご紹介した方法をぜひ試してみてください!