うっかり洗濯機で洗ったら縮んでしまった!
お気に入りのウールのセーターなので諦めきれない、
なんとか元に戻す方法はないのだろうか?という方はいませんか?
大丈夫、縮んでしまったウールのセーター、
元に戻せる方法があるんです。
クリーニングのプロに頼めば直せる
縮んでしまったウールのセーターは
クリーニング屋さんに頼めば元の状態に復元できます。
プロの手にかかればちゃんときれいに元通りになるんですね。
この場合は普通のクリーニングではなくて、
「修繕」としての扱いになるようです。
馴染みのクリーニング屋さんがあれば
相談してみるといいと思います。
馴染みのクリーニング屋さんがなくても、
セーターのどこが何センチほど縮んだなどと状態を説明すれば大丈夫です。
自宅でも直せる方法を解説
クリーニング屋さんに依頼しなくても
自分で縮みを直せる方法もあります。
その方法とは
方法その1
トリートメントを使います。
これは、髪の毛に使うトリートメントのことです。
アモジメチコン(ジメチコン)という成分が入っているものを使います。
洗面器や桶などに水を溜めて、
トリートメントを入れて溶かします。
ここに縮んでしまったウールのセーターを入れて
30分程浸け置きします。
そのあとは、洗濯機で軽く(1~2分)脱水します。
脱水が終わったら形を整えて影干しをしましょう。
何故、トリートメントで縮んだウールのセーターが元に戻るのか。
それは、トリートメントに入っているアモジメチコン(ジメチコン)の成分の
コーティング効果によって元に戻すことができます。
方法その2
アイロンで伸ばす。
これはアイロンのスチームを使って縮んだ部分を伸ばす方法です。
アイロン台に縮んだウールのセーターを置き、
しっかりと固定してからアイロンのスチームでゆっくりと伸ばしていきます。
一気に伸ばすのではなくて、
あくまでも少しずつ伸ばしながらスチームをあてます。
アイロンは直接セーターにあてるのではなくて、
少し浮かせてスチームをあてるのです。
トリートメントを使う方法に比べると時間と根気が必要です。
何故、アイロンで縮んだウールのセーターをが元に戻るのか。
ウールが縮む原因は
繊維がフェルト化してしまい固くなってしまうからです。
それをアイロンのスチームを使って
温めながらほぐしていくということです。
まとめ
ウール製品は縮んでしまっても元に戻す方法がいくつかあります。
諦めないで挑戦してみてください。
お気に入りのものは自分で修復するよりも、
プロのクリーニング屋さんに依頼したほうが良いかと思います。