あなたは、どこに布団を敷いて寝ていますか?
ベッド?床?
最近の住宅事情として、畳のある家やマンションが減ってきているので、
畳のないおうちも多いと思います。
かといって、ベッドは落ちそうで嫌だという人もいますよね。
そんな方はフローリングに布団を敷いて寝ていることでしょう。
もし、あなたが腰痛に悩まされているとしたら、
そのフローリングに敷いた布団のせいかもしれません。
腰痛になってしまう原因
腰痛の原因はいくつかありますが、
そのうちのひとつに「筋肉の疲労」があります。
そもそも、人間は寝ている間に20回程度寝返りを打つと言われています。
これは、筋肉をほぐしたり、血液を循環させて疲労物質を排出しやすくする、
体重を分散させて負荷をかけないようにしている、など様々な理由があります。
ところが、フローリングなど硬いところに寝てしまうと、
寝返りの回数が減ってしまいます。
これは、体重の負荷が分散されず、
直接自分に戻ってきてしまうのが原因です。
そのため、筋肉が固まり翌日腰痛になってしまうことに。
その上、冬だったりすると床の冷えが布団にも伝わってしまい、
血流も悪くしてしまうという悪循環に陥ってしまいます。
腰を痛めない布団の敷き方
それでは、寝返りがしやすい敷布団とはどんなものなのでしょうか?
一般的に体を均等に持ち上げ、
体の圧力を分散してくれるものが良いです。
そうすると筋肉を休ませることができるので腰痛になりにくいと言えます。
ポイントとしては、仰向けに寝た時に腰が浮いていなくて、
かつ腰が沈み過ぎないものを選びましょう。
しかし、自分にぴったりのマットレスを選ぶのって意外と難しいですよね。
低反発?高反発?
お店で寝て確かめて買っても、
家で長時間寝てみたらイマイチだったってことも。
私自身も、フローリングに布団を敷いて寝ていた時にはいろいろ試行錯誤しました。
その中で効果があったのをお教えしますね。
すのこベッドを敷く
これは湿気対策も兼ねています。
湿気を含んだ布団は固くなってしまい、圧力を分散してくれません。
すのこベッドは高さが5㎝あるかないかで、ベッドが苦手な人も使えると思います。
敷布団を2枚敷く
すのこベッドにいつもの敷布団を敷いてみても、固くて腰痛になりました。
マットレスを買いに行く時間もなかったので、
家にあった予備の敷布団と2枚重ねにしてすのこベッドに敷いてみたところ、
柔らかすぎず硬すぎず、ちょうど良い硬さになりました。
もし、買ったマットレスが体にフィットしなくても、
同じように敷布団で調節してあげれば大丈夫です。
まとめ
フローリングでも、少しの工夫で快適に眠ることはできます。
自分に合った寝具を見つけて、腰痛とお別れしてくださいね。