布ソファーは比較的手に入りやすく、種類も豊富なので
お部屋に合わせやすいアイテムですよね。
ただ、お手入れが大変。
シミなどの汚れが付いたら、落とすのに一苦労です。
なので、我が家ではソファーでの飲食禁止なのですが、
それでもついてしまう汚れ…
子供が口の周りにチョコレートやカレーをつけたまま、
ソファーへダイブ!泣きたくなります。
最近は、洗えるカバーのものも出てきていますが、
油断できません。
うちのソファーも洗えるカバーなのですが、
5回ほど洗った辺りから縮み始め、
裏地のクッション部分はボロボロ、
6年目にして裏のジッパーが閉まらなくなりました。
クリーニングに出すのが一番とは分かっていても、
費用のことを考えると…
どうしたらきれいなソファーを維持できるのか調べてみました。
布ソファーの汚れの成分
汚れの成分は、主に2つ。
水性の汚れと油性の汚れに分けられます。
水性か油性かで、対処の仕方が違うので、覚えておくとよさそうです。
①水性の汚れ
コーヒーやお茶など、水に溶けるのが水性です。
②油性の汚れ
マヨネーズやバター、口紅や油性マーカーなどが油性です。
③その他に、血液などもあります。
布ソファーの汚れの効果的な落とし方
汚れの種類が分かったら、さっそく汚れを取りましょう。
布ソファーの汚れを落とすには、スピードが重要です。
汚してしまったら、すぐに処置するのが共通して言えることです。
①水性の汚れの場合
まずは、ソファーについてしまった液体を、
タオルに吸わせておきます。
次に、コップ1杯の水に台所中性洗剤を5%ほどの濃度になるように入れて、
よく混ぜたものを布にしみこませて、たたくように染み抜きをします。
こすると布地が痛んでしまうので、たたくようにですよ。
仕上げに濡れタオルで拭きます。
②油性の汚れの場合
油性の汚れは厄介です。中性洗剤では落ちません。
なので、まずは薬局でベンジンを買ってきましょう。
洗剤売場に売っています。
ベンジンを使うときは、
最初に目立たないところでテストします。
ものによっては色落ちしてしまうことがあります。
色落ちしないことを確認したら、
布に染み込ませたベンジンを、
輪染みにならないように外側から内側に向かって、
やはりたたくようにして汚れを取ります。
シミが目立たなくなったら、
①で使った薄めた中性洗剤をつけたタオルで汚れを取り、
仕上げに濡れタオルで拭きます。
③血液の場合
基本的には①の水性汚れと同じです。
しかし、血液や汗は黄色く染みが残ってしまうことがあるので、
その時はオキシドールを染みに数滴落として、
数分経ったら乾いた布でふき取ります。
まとめ
布ソファーは「汚れたらすぐ落とす!」
を合言葉にすると、きれいに長く使えそうですね。
これから布ソファーの購入を検討している人は、
使う前に防水スプレーをかけて乾かしておくと良いですよ。
(行う時は、晴れている日で、換気をよくしてくださいね)
汚してしまう前に予防するのも大切かもしれません。