夏の直射日光を浴びると、
部屋の中でエアコンをつけていても
節電的には厳しいものがあります。そ
の直射日光を和らげ節電にも役立ち、
おまけに、食べることもできるというよい方法があります。
今では、ちょくちょく見かけるようになった
緑のカーテンです。
その緑のカーテンをゴーヤで実現します。
そこで、ここでは、
・緑のカーテンの効果とは?
・ゴーヤを植える時期は?
についてお伝えしたいと思います。
緑のカーテンの効果とは?
緑のカーテンの効果には、主に
・周囲の温度を下げる
・省エネ効果がある
・二酸化炭素を削減する
の3つがあります。
それぞれについてもう少し詳しく解説します。
周囲の温度を下げる
緑のカーテンによって太陽光が持つ熱エネルギーを
約80%カットする効果があると言われています。
それは、
ゴーヤなどの植物の葉による日差しを遮る効果と、
葉から水分を蒸発させる蒸散作用によって熱を奪う効果で、
周囲の温度を下げるのです。
ある実測データによれば、
緑のカーテンによって2~4℃程度涼しくなるようです。
省エネ効果がある
上記のように周囲の温度を下げてくれるので、
エアコンを使う頻度や設定温度にも
よい影響を与えてくれます。
つまり、エアコンの使用頻度が減り
省エネ効果を生み出します。
ある試算によると、
2mx2mの緑のカーテンを2面作った場合、
夏の期間1台の8畳用エアコンを止めたのに匹敵する
という報告があるようです。
二酸化炭素を削減する
緑のカーテンはゴーヤなどの植物を使うので、
「光合成」によって二酸化炭素を削減できます。
ひいては、地球温暖化防止に貢献できるでしょう。
ゴーヤを植える時期は?
熱帯アジア原産のゴーヤは、
一般的に春から初夏にかけた時期に植えますが、
その植える時期は地域によって多少異なってくると思います。
ゴーヤを植える時期は、
・温かい日本の南側や石川/富山を除く関東甲信越の場合、
4月末~6月初旬頃まで
・石川/富山を含む北日本などの寒冷地の場合、
5月中旬~6月末頃まで
となるでしょう。
収穫時期は、
石川/富山を除く関東甲信越の場合7月中旬~10月初旬くらいまで、
温かい日本の南側の場合6月中旬~10月中旬頃まで、
石川/富山を含む北日本などの寒冷地の場合8月~10月頃までとなります。
最後に、ゴーヤで緑のカーテンを作る場合、
水さえ絶やさなければ他の植物と比べて簡単に伸びてくれますし、
虫もあまり寄ってこないので
消毒などもほぼ必要ありません。
初心者でも簡単に緑のカーテンを作れると思います。
また、マンションに向いているかもしれませんね。
是非、試していただき、
地球温暖化防止に貢献してはいかがですか。