エアコンの掃除をするとき、
部屋の中にある室内機の掃除を行う方は多いと思います。
でも室外機の掃除ってしていますか?
実は室外機はエアコンを長持ちさせるためにはとっても大切で、
掃除を怠ると故障の原因にもつながってしまうのです。
でも掃除の方法って難しんじゃないの?
今回は、そう思っている方のために室外機のお掃除方法をご紹介します。
室外機って案外簡単にお掃除できちゃうんですよ。
お手入れはした方が家計に優しい要因
エアコンは部屋の中にある“室内機”と
外にある“室外機”の2つがセットになり働いています。
例えば冷房を使うとき、
エアコンから冷たい空気が出ているだけと思っていませんか?
実は冷たい空気が出ているだけではなく、
部屋にこもった熱を室外機から出しています。
熱を逃がすことで早く冷気が広がるため、
エアコンを使うとすぐに部屋が涼しくなるのです。
その熱を逃がしてくれるのが室外機なんです。
室外機が汚れてくると排熱がスムーズにいかなくなり、
無駄な電力を使ってしまうことで電気代が高くなってしまいます。
さらに室外機自体にかなりの負荷がかかり、
突然故障してしまう可能性もあります。
電気代を節約するためにも、エアコンを長持ちさせるためにも、
室外機の掃除というのは大切になってきます。
掃除をすればエアコンは故障しにくくなる
エアコンが故障する原因は色々ありますが、
室外機が原因になるケースは多いそうです。
それは室外機が外にあり様々な影響を受けやすい
ということが原因の一つとしてあります。
室外機の汚れなどをこまめにチェックし、
エアコンを長持ちさせるためにもしっかり掃除をしていきましょう。
<室外機の掃除方法>
室外機を掃除する場所は“表”、“裏”、“周り”の3か所です。
1、室外機が置かれている周りのごみをホウキなどできれいにします。
邪魔なものがあると空気の吸い込みが悪くなり、
無駄な電気を消費するのできれいにしておきましょう。
ゴミだけでなく、家庭のものであっても
空気の通り道を邪魔しないように室外機のちかくに物を置くのは避けましょう。
2、室外機内部のごみを取り除く
正面から見て枯れ葉やごみが詰まっていないかを確認し、あれば取り除きます。
内部にゴミが入り込むと騒音の原因にもなりますので
ブラシか小型の掃除機などを使って取り出すようにしましょう。
3、室外機の裏側を掃除する
室外機の裏側は他の部分に比べて繊細な部分なので、
激しく行わないようにしましょう。
正面同様、枯れ葉やごみなどが挟まっていたら取り除きます。
掃除機を使う場合は弱にし、吸い取り口が室外機に触れないように気をつけて使用しましょう。
4、水抜き穴、ドレンホースの掃除
エアコンの室外機の下部には暖房を使用した際に
内部に発生する水を排出するための水抜き穴、
室内機の熱交換機にたまった結露水を排出するドレンホースというのがあります。
これらにゴミがたまると故障の原因になってしまいます。
ゴミがとりづらい部分なので割りばしなどを使って掃除をするようにして下さい。
室外機の掃除は年2回ほど行うのが理想的です。
しかし、室外機が汚れやすい場所においてあるご家庭は
もう少し多い頻度で行うようにしましょう。
必ず初めての掃除のときは取扱い説明書をよく読んでから行うようにしましょう。
室外機内部に水が入ってしまうと故障の原因になります。
水を使用する際は十分注意して使用してください。
さいごに
室外機の掃除は冷暖房の効きにもつながりますし、
電気代にもかかわってきます。
お掃除を行うだけで節電できるって嬉しくないですか?
特に冷房や暖房を集中して使い始める前に室外機の掃除をすることがおススメです。
面倒だと思わずに、エアコンを長持ちさせるためにも室外機のお掃除行っていきましょう。