クエン酸は、重曹と並んで
安価で安全な掃除アイテムです。
100均などで手軽に手に入れられます。
そのクエン酸を掃除に使わない手はありませんね。
そこで、クエン酸の利用の仕方や
クエン酸の効果を発揮する汚れはどういうものかについて
ご紹介したいと思います。
掃除にクエン酸ってどうやって利用するの?
クエン酸を水に溶かし
クエン酸水スプレーを作って利用するのが基本です。
クエン酸水スプレーの作り方
スプレーボトルにクエン酸を入れ、水を加えた後、
蓋をしてよく振って混ぜれば
クエン酸水スプレーの出来上がりです。
このとき、水200ccに対して
クエン酸の粉小さじ1~2杯程度が目安です。
頑固な汚れの箇所ならば、
クエン酸を濃くするため、
水200ccに対して大さじ1~2杯を目安にすると良いでしょう。
この辺りは、汚れ度合によりクエン酸の量を調整してください。
クエン酸水スプレーを利用する場所
・トイレ:
水栓金具、トイレの便器のフチの裏側部分など
・リビング:
クッションやカーテンなど頻繁には洗えない、
または丸洗いできない布製品
・洗面台:
水栓金具、排水溝などのように水垢が付きやすい箇所
・台所(シンク周り):
シンク、蛇口などの水栓金具のように水垢が付きやすい箇所
・お風呂場:
蛇口などの水栓金具のように水垢や石鹸カスが付きやすい箇所
クエン酸水スプレーを使わない場所
・電気ポット
電気ポットや電気ケトルを満水(規定量)にして、
クエン酸を入れます。
クエン酸の量としては、
電気ポットの場合 小さじ2~3杯程度、
電気ケトルの場合 小さじ1/2〜1杯程度です。
その後、沸騰させ1時間程度放置します。
最後に、スポンジなどで軽くこすり水洗いします。
クエン酸が効果を発揮する汚れとは?
クエン酸は弱酸性ですので、
水垢や石鹸カス、トイレの黄ばみなどの
アルカリ性の汚れに対して効果を発揮します。
これは、前項のクエン酸を利用する場所で書いていることからも
想像できると思います。
しかし、クエン酸も当然苦手な汚れがあります。
中和作用を使ってアルカリ性の汚れを落としているわけですので、
酸性の汚れは苦手ということになります。
具体的には、
・ガスレンジや換気扇などの油汚れ、
・皮脂汚れなどのタンパク質が原因の汚れ
などです。
最後に、クエン酸を使う際の注意点を以下に書いておきます。
・(最重要)塩素系の洗剤などと混ざると有毒ガスが発生する
・溶けるので大理石などのカルシウムを主成分した製品には使わない
・錆びの原因になるので、鉄製の製品には使わない
これらに気をつけて、クエン酸を使った効果的な水回りの掃除を試してみましょう。