え、うそでしょ?クエン酸が疲労に効果なしって本当?

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クエン酸は

「運動した後の乳酸を炭酸ガスに分解し、体外に排出する」

という疲労回復に役立つという説があります。

私も今までこれを信じてきた一人です。

しかし、最近ではクエン酸に疲労回復の効果はない

と言われています。本当なのでしょうか。

そこで、クエン酸とはそもそも何ものなのかを調べた後、

疲労回復効果のないことを分析してみます。

そもそもクエン酸って何もの?

クエン酸とは、

レモンやみかん等の柑橘系の果物や梅干しに含まれる

「酸っぱい成分」のことです。

化学名:クエン酸

化学式:HOOC・CH2・COH・COOH・CH2COOH

英語名:citric acid

クエン酸の特徴

・水溶性が高く、

その水溶液は2%でpH2程度の酸性になります。

・密閉できるよう気に保存する必要があり、

長期保存には適していません。

無臭です。

揮発性がないため掃除などをした箇所にクエン酸が残ります。

ただし、成分が残ることで雑菌作用やアルカリ性の汚れの予防ができます。

クエン酸の効能

美肌効果

日焼けなどのダメージを改善したり、

肌をすべすべに保つ効果があります。

血流改善

血流改善効果によって、新陳代謝の促進をはられます。

冷え症やむくみにもよいと言われています。

抗酸化作用

ミネラルの吸収を促進する「キレート効果」があります。

体内で吸収されやすい形に変えてくれることで、

抗酸化作用が働き、活性酸素の除去が期待できます。

その結果、アンチエージングやがん予防に役立つとされています。

痛風予防

クエン酸には尿酸値を下げる効果があるため、

痛風の治療薬として活用されています。

疲労に効果なしを徹底分析

国立健康・栄養研究所の「健康食品の安全性・有効性情報」によると、

クエン酸について

“俗に、「疲労回復に良い」「筋肉や神経の疲労予防によい」などと言われているが、

ヒトでの有効性については、信頼できる十分なデータが見当たらない

と報告されているようです。

一方、大阪市立大学の研究者を中心としたグループの研究による

クエン酸の疲労改善効果がある結果もあります。

しかし、国立健康・栄養研究所は、

“疲労に関する自覚評価において12項目の内

いくつかの項目で減少が認められたものの、

その他の項目や生理学的検査で影響は認められなかった“

否定的な評価を行っています。

また、別の研究によれば、

「クエン酸飲料群はプラセボ群と比較して運動量の低下が認められた」

という報告もあり、

クエン酸の疲労軽減効果を打ち消すデータとも受け取れるものです。

最後に、クエン酸の疲労回復効果については、

研究者によって判断が分かれている部分もありますが、

現状では十分な科学的根拠がないということが言えるでしょう。

しかし、今後、更にクエン酸と疲労回復に関する研究が重ねられ、

多種多様なデータが得らることになれば、

結論が違ってくることになるかもしれません。

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