低糖質ダイエットは比較的簡単に始められ
効果も出やすいようです。
しかし、せっかくダイエットに成功しても
リバウンドしてしまった、という口コミも聞こえてきます。
その低糖質ダイエットのやり方と
ダイエットの後のケアは本当に正しいのでしょうか。
そこで、もう一度低糖質ダイエットとはどういうものかを見直し、
リバウンドの原因と対処法を探ってみたいと思います。
低糖質ダイエットとは?
低糖質ダイエットとは、
糖質の摂取量を制限した食生活をおくる
ダイエット方法のことです。
低糖質ダイエットは、
アメリカのアトキンス博士が提唱した
「アトキンス・ダイエット」がベースとなっているので、
糖質制限ダイエットや
低炭水化物ダイエットなどと
同様のやり方と考えて差し支えないでしょう。
低糖質ダイエットは、
摂取する糖質を減らすことによって
体の中の脂肪を糖に分解し、体重を減らす方法です。
したがって、タンパク質や脂質などは特に摂取制限がありません。
このように糖質制限だけなので、
面倒なカロリー計算をする必要はなく、
他のダイエットと比べて取り入れやすいダイエット方法です。
リバンドの原因と対処法とは?
低糖質ダイエットに起こりがちなリバウンドの原因と
その対処法についてみていきましょう。
リバウンドの原因
[原因1:ドカ食い]
低糖質ダイエット中は、
身体が持っている「ホメオスタシス」という機能によって、
糖質を減らした食生活を続けて体重が落ち続けると、
それを一種の飢餓状態と判断して
カロリーの吸収率が上がります。
つまり、身体は少ない栄養で動けるように
省エネモードに入っているのです。
そのときに、ドカ食いをすると、
吸収率が高くなっているため、
一気に血糖値が上がり溢れた糖が脂肪になってしまうことになります。
[原因2:基礎代謝の低下]
先にも説明しているように
ホメオスタシス機能により省エネモードに入っているため、
脂肪だけでなく筋肉もエネルギーに変換しようと働きます。
それによって、筋肉量が減り基礎代謝が低下し、
リバウンドしやすくなります。
リバウンドの対処法
リバウンドの2つの原因がわかれば、
その対処法は分かったも同然です。
その原因を断ち切ればいいのです。
[対処1:食べる順番に注意]
まず野菜から食べはじめる習慣をつけます。
野菜には食物繊維が多く含まれているので、
糖質の吸収を抑え血糖値の上昇を穏やかにする働きがあります。
糖質の吸収を抑えるということは、
糖質が脂肪になり難いということなので、
ダイエット中のリバウンドを防ぐ効果が期待できます。
したがって、食べる順番は、
野菜類⇒肉や魚などのメイン料理⇒汁物⇒主食
とするように習慣づけましょう。
[対処2:筋トレ]
筋トレは、ダイエット中でもダイエット終了後でも
非常に重要です。
筋肉をつけることで基礎代謝がアップしますので、
消費カロリーを上げてくれることになります。
これによって、ダイエット中も後もリバウンドを防いでくれます。
筋トレをそんなに難しく考える必要はありません。
筋肉量の多い太ももを鍛えるスクワットで十分でしょう。
とにかく、筋トレは健康のためにも
継続することをおすすめします。
最後に、
低糖質ダイエットは簡単にできますので、
正しく行えばダイエット成功間違いなしで、
かつ、リバウンドもなしで達成できます。
あきらめないで、
ドカ食いは厳禁、筋トレは必須で頑張りましょう。